アインシュタインの光子箱
物理学Youtubeチャンネル「のもと物理愛」野本さん監修で制作した【アインシュタインの光子箱】です。
【アインシュタインの光子箱 (デスク無しタイプ)】
【アインシュタインの光子箱 (デスク有りタイプ)】
・本体サイズ/高さ約35㎜
・ガラス瓶サイズ/約φ47㎜×高さ60㎜
・本体重量/約44g
・仕様/光子箱の下に引き出し付きのデスクが付いています。光子箱には実験機能はございません。ガラス瓶もセット販売になります。
アインシュタインの光子箱とは?
以下は、野本さんによる解説です。
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1 .デザイン
アインシュタインが提示した思考実験「光子箱」を、ニールス・ボーアがスケッチに起こしたものをモチーフにしています。
台座に掘られているのは、思考実験のテーマである”エネルギーと時間の不確定性関係”を示す式です。
ふとこの置物を眺めて、量子のおおらかな世界観と、アインシュタイン、ボーアという偉大な物理学者が真摯に取り組んだというエピソードを楽しんでいただけたら幸いです。
2.思考実験「光子箱」についてはYouTubeで語っております。
ミクロな世界を覗いたら
そこは量子力学が記述する世界
電子や光子は
ゆらゆらゆらいで
古典的には理解できない。
エネルギーと時間は不確定になる?
そんな馬鹿な、と
アインシュタインが提示したのが
光子箱の思考実験。
「光に満ちた箱を想像してみよう」
時間も、エネルギーも、同時に正確にわかるはずだと。
ボーアは答える。
時間の進み方が変わってしまって
正確な時間はわからなくなる。
時間とエネルギーは、やはり同時には決まらないのだと。
こうして一度は決着したかに思えた思考実験
それでもボーアは考え続けた。
アインシュタインの没後7年
ボーアが亡くなったとき、
彼の書斎の黒板に描かれていたのは
光子箱のスケッチだったという。
自説への反論を退けることなく深く考え
最期まで疑問を捨てなかったボーアは
アインシュタインに最大限の賛辞を送っている。
議論の相手と自然界に対し敬意をはらい
真摯に探究する物理学者の姿が浮かび上がる。
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