カレッジリングについて③
カレッジリングの基本的な構造
カレッジリングはさまざまなタイプがありますが、もっともオーソドックスなオーバルタイプで構造を説明したいと思います。
トップ部分
トップには石が入るのが一般的ですが、石ではなくマークなどがデザインされることもあります。
石周りには文字が凸彫りで入ります。
文字は書体を選ぶことができます。あまりに細い部分がある書体は対応できません。
文字の向きも選ぶことができます。時計回り、反時計回り、文字を正面から読めるようにするかどうか等です。
またお客様のご希望で、文字ではなく唐草等の文様を入れることもできます。
文字の途中にワンポイントで☆マークを入れることもあります。
ダイヤやダイヤに似た合成石、誕生石などを希望されるお客様も多いです。
サイド部分
文字やマーク、石などを自由に配置することができます。
デザインのコツは、できるだけ余白を無くすこと。
文字やマークを凹彫りにするか凸彫りにするかでも印象が大きく変わります。
技術的に無理な組み合わせもありますので、お客様のご要望を聞きながら3Dでデザインを作りこんでいきます。
ベゼル部分
ベゼルはシンプルに仕上げることが多いです。
派手さを求めるなら、ブロックに分けたタイプや縄目タイプ、ブロックに石を入れたタイプもあります。
エッジ部分
エッジ部分は高さを出すほどワイルドな仕上がりになります。
溝タイプが人気がありますが、溝がないタイプや角タイプの方がフラットな面が広くなり金属の光沢が強くなります。